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コラム 3|インクルージョン

天然石がその中に内包しているものをインクルージョンといいます。内包しているものの種類で石そのものの名前や価値が変わったりすることもある、 石にとって大事な要素です。例えば水晶の中にルチル(金紅石)が入るとルチルクォーツと呼ばれるようになりますし、水が入ったものは貴重になります。 このコラムではアメジストエレスチャルのインクルージョンについて詳しくお話ししましょう。

アメジストエレスチャルのインクルージョンは大体は、カコクセナイト、ゲーサイト、レピドクロサイトが多いようです。
みなさんが一番馴染みがあるのはゲーサイトではないでしょうか? ゲーサイトは、針鉄鉱と呼ばれる鉱物で、水晶に内包されることがままあります。 ゲーサイトはあとで説明するレピドクロサイトとともにストロベリークォーツを構成する鉱物としても知られています。黒や赤、黄色のものがあるようです。

レピドクロサイトは、鱗鉄鉱という赤色の鉱物です。アメジストエレスチャルの中に、細い針状や粉のような赤い内包物がみえたらそれがレピドクロサイトです。 品質がよろしくないと、黒ずんでしまいます。

カコクセナイトは鉱物の名前ではなく、それ自体が石の名前とされることがあります。 もともとカコクセナイトとは、黄色のゲーサイトを大量に含んで黄金色の輝きを放つようになった水晶類をいうようです。 個人的な感想ですが、アメジストエレスチャルよりも、カコクセナイトのほうが華やかで綺麗かなと思います。